放課後キッズのためのあそびの無料プリント「たのしーと」
 
							 
							 
								「SDGs(持続可能な開発目標)」は、世界のさまざまな問題解決に向けて設定されたもので、世界中が協力して2030年までの達成を目指しています。
								放課後たのしーと編集部では、子ども達がSDGsについて考え、
行動に移すきっかけになるシリーズ「SDGsの芽」を制作しました。
								「もしも○○だったら?」と、身近なテーマから
子どもたちと一緒にあそびながら考えてみませんか?
							






1から17までのSDGsの目標について学べるたのしーとを制作しました。
								たのしーとを通して子どもたちと一緒にSDGsについて考えてみよう!



もしも、お金がなくて、服や文ぼう具が手に入らなかったら?

もしも、ごはんが食べられなくて、いつもおなかがすいていたら?

もしも、病気になったとき、お医者さんがいなかったら?

もしも、学校に行きたくても行けなかったら?

もしも、自分のせいべつが今とちがったら?

もしも、トイレも水道もなかったら?

もしも、1日に電気を1時間しか使えなかったら?

もしも、なりたい職業につけず、つけてもやりがいがなかったら?

もしも、「生活の当たり前」が使えなくなかったら?

もしも、「もしもの国」にうつり住むとしたら?

もしも、安心してすごせない町に住まなければならなかったら?

もしも、食べものをすてつづけたらどうなる?

もしも、夏が今よりもっとあつくなったら?

もしも、未来のおすしが、かっぱまきといなりずしだけになったら?

もしも、植物のしゅるいがネコジャラシだけになったら?

もしも、自分の住む国が明日から平和じゃなくなったら?

もしも、世界に自分ひとりしかいなかったら?
CHALLENGE CARD

SDGs は、「豊かに暮らし続ける」ために私たちが考えるべきことのリストであり、未来へと縦につながっていく人と環境のために行動を起こそう、という提案です。同時に国や地域、個性など、同じ時代を生きている人と環境との横のつながりも考えさせられます。SDGsに取り組むことは、「自分のことだけではなく、みんなのことも考える」ということです。
しかし、子どもにとってSDGsの福祉、飢餓、エネルギー問題、紛争などのトピックは、「ピンとこない」ものでしょう。それらにまつわる体験が子ども自身 にないため、切実感を得にくいのです。「SDGsの芽」は、「みんなのことを考える」というエッセンスを中核に、子どもの身近な話に還元することで、自分ごととして考えられるように工夫しました。製作した私たちにも、たくさんの発見や学びがありました。サポートする大人も、子どもと一緒に思わず考えてしまうようなものになってほしいと思います。
SDGsの達成のためには、子どもたちを含め世界中のすべての人が行動することが求められています。今を生きる子どもたちは、SDGs達成期限の2030 年の世界で主役となっていく存在です。日本ユニセフ協会は、子ども向け SDGs学習サイト「SDGsCLUB」において、子どもたちが SDGsを自分事として学び、自分にできることを考え行動するためのさまざまな情報を提供しています。
今回、遊びながら学び、気づきにつながる教材「SDGsの芽」の制作に協力できたこ とをうれしく思います。この教材が、SDGsが目指す世界や、私たちが取り組むべき 世界の課題、自分たちにできることについて、学童やご家庭で一緒に考えるきっかけになれば幸いです。
SDGs CLUB https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/