放課後キッズサポーターの取り組み 【旭化成ホームプロダクツ株式会社】使用済みジップロック®をリサイクルした傘のシェアリングサービスを運用

2021.08.18

使用済みジップロック®をシェア傘へ

日本人1人当たりの使い捨てプラスチック容器包装の廃棄量は、米国に次いで世界第2位(※1)。廃プラスチック輸出量は世界第3位となっています(※2)。ビニール傘の廃棄問題もそのひとつ。1本当たりに使用されるプラスチック量がストローの約400倍に相当するビニール傘。現在日本では年間8000万本(※3)ものビニール傘が消費され、安易に廃棄されたものは環境問題につながっています。

旭化成ホームプロダクツ株式会社では、このような使い捨てになるビニール傘の廃棄問題に着目。使用済みジップロック®をリサイクルした傘を活用し、傘シェアリングサービスを展開する『Ziploc RECYCLE PROGRAM』を2020年7月から4者協働でスタートしました(※4)。リサイクルした傘は全国主要都市に設置されている傘シェアリングサービス(アイカサスポット)で活用。使い捨てプラスチックを傘にリサイクルするのみならず、傘シェアリングサービスとして運用することで、廃プラスチック問題の解決に貢献します。


傘1本には、ジップロック®フリーザーバッグMサイズが約16枚使用されています。


アイカサスポット(西武鉄道池袋駅)

未来の子どもたちが笑顔で暮らせる、「あたりまえのまいにち」を守るために、これからも旭化成ホームプロダクツは廃棄プラスチック削減のための仕組みづくりに貢献し、持続可能な環境・社会の実現を目指してまいります。

(※1)UNEP 国際連合環境計画 SINGLE USE PLASTICS 2018

(※2)世界貿易統計データベース(グローバル・トレード・アトラス)

(※3)環境へ与える傘の廃棄問題 Environmental issue of Umbrella
 サレジオ工業高等専門学校デザイン学科 価値創造研究室

(※4)『Ziploc RECYCLE PROGRAM』について
使い捨てになるビニール傘の廃棄問題に着目し、使用済みジップロック®をリサイクルした傘を、傘シェアリングサービスで運用します。旭化成ホームプロダクツを中心とした4者協働のプロジェクトであり、回収とリサイクルをテラサイクルが、傘のデザイン監修をBEAMS COUTUREが、傘シェアリングサービス運用をアイカサが行います。
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『Ziploc RECYCLE PROGRAM』への参加はこちらから